THIS IS YOUR LIFE!

人生後半の処世術について考えます

算命学で観る、習近平氏の命運-人体図と性格

二つある誕生日 異例の三期目を務める、習近平主席。 存命中に憲法に名前が刻まれるのは、毛沢東以来はじめてのことだ。 氏はいかにして中国最強のリーダーとなり得たのか、算命学で分析する。 その前に、氏の誕生日には二つの説がある。 Wikipediaでは1953…

算命学で観る、李克強氏の死-出世と死の理由

李克強の後天運と経歴 氏の命式を再掲する。 癸 壬 乙 亥 午 未 これに後天運もあわせて観てみよう。 79 69 59 49 39 29 19 9 甲 乙 丙 丁 戊 己 庚 辛 戌 亥 子 丑 寅 卯 辰 巳 氏が共産党に入党したのは1976年(丙辰)で、庚辰の大運。宿命にはない第一守…

算命学で観る、李克強氏の死-宿命の分析

李克強の宿命 少し前まで首相だった李克強氏が急死した。 その死には不審な点も多く、これを機に習近平体制への不満が噴出しそうな気配だが、どのような運勢の力が働いたのだろうか? 算命学で読み解いてみよう。 まずは、命式から。 癸 壬 乙 亥 午 未 夏の…

運命は性格の中にある

運命と性格 芥川龍之介「侏儒の言葉」に次のような一節があります。 運命は偶然よりも必然である。 「運命は性格の中にある」という言葉はけっして等閑(なおざり)に生まれたものではない。 私は、次のように解釈しました。 性格とは、一般に「感じたり考え…

運命は喜んで受け入れる者を導いて・・・

セネカの名言 ローマ時代の哲学者・政治家セネカの名言に 運命は志のある者を導き、志のない者を引きずっていく がありますが、「志があれば成就するというのは楽観的すぎる」「ポジティブの極みというか陳腐な言葉だな」と思っていました。 しかし、先日、…

【講座メモ】用神とは

用神はどうした? 占いのための「陰陽五行」無料講座(第13回)身強/身弱と喜神/忌神 - THIS IS YOUR LIFE!では、身強/身弱という基準で喜神/忌神の採りかたを紹介しました。 しかし、四柱推命を学んだことのあるかたは「違うんじゃないの!?」という違和…

上野裕一郎氏の監督解任を算命学で読み解く

氏の栄光と挫折 お正月の風物詩「箱根駅伝」。 2・3日はテレビに釘付けというひとも多く、 各校の熱い闘いの背後にある関係者の人間模様も面白い。 ただ、人間模様には、表もあれば裏もある。 最近でも2021年に総合優勝した駒大の立役者だった4年生アンカー…

フジモンの当て逃げ②算命学で観る

算命学でのNG 今回は、算命学で当て逃げ事故について観ていきますが、算命学というと有名なのが天中殺です。 算命学の初学者は「天中殺の時期だから事故が起こった」と安易に考えてしまいますが、これは算命学の鑑定では絶対にやってはいけません。 という…

フジモンの当て逃げ①陰陽五行で観る

どんな事件? FUJIWARAの藤本敏史氏(以下「フジモン」)の当て逃げが話題になっています。 警察は氏が信号無視した可能性も視野に入れて捜査しているようで、今後のタレント活動については当面自粛するとのこと。 また、7年前に後輩のNONSTYLE井上裕介氏の…

【講座メモ】生まれた時間と命式

なぜ時間は必要? 自分が生まれた「時間」を知らないひとは多いと思います。 だから、「四」柱推命であっても生まれた年・月・日だけで占うことが多く、それは誤った鑑定方法だと言われます(干支=柱が3つなので「三柱推命」と揶揄されます)。 四柱推命で…

占いのための「陰陽五行」無料講座(第21回)身強/身弱の判定に関する諸問題

一般的な判定方法 はじめに、今回の記事は、四柱推命を勉強したことがあるかた向けです。 このブログでは、身強/身弱を「社会生活で使う人間関係の気のエネルギー」(社会生活のエネルギー)として日干と地支との生剋比のみで判定しました。 しかし、一般的…

占いのための「陰陽五行」無料講座(第20回)金運を占う(後天運)

先天運/後天運の金運 今回は、後天運(ここでは大運のみ)の金運について説明します。 命式で「財/禄、日干ともにエネルギーが小さくないひと」は、持って生まれた金運のよいひとでしたが、 これに当てはまらないひとの金運は、どのように観ればよいのでし…

占いのための「陰陽五行」無料講座(第19回)金運を占う(先天運)

金運について 〇×運というと、どのような運を思い浮かべますか? 金運、健康運、結婚運などでしょうか・・・。 このうち「金運」については、これまでに説明したことで簡単な鑑定ができるので、紹介します。 前回ご説明したとおり、金運は日干が剋する干=財/…

占いのための「陰陽五行」無料講座(第18回)通変/五徳とは

天干と地支、どちらで観る? 前回までは、大運の地支に着目して、社会生活の傾向について観てきましたが、 今回からは、個別の運(金運、仕事運など)についても観ていきたいと思います。 後天運で戸惑うのは「(周ってきた干支の)天干と地支、どちらで観る…

占いのための「陰陽五行」無料講座(第17回)後天運の活用

これまでのまとめ 日干の強弱=身強/身弱は、社会生活で使う人間関係の気のエネルギー(以下「社会生活のエネルギー」)で、年支・月支・日支の五行との生剋比でからもとめられました。 身強/身弱にはそれぞれ得手/不得手があって、身強はヒト・モノ・カ…

占いのための「陰陽五行」無料講座(第16回)後天運を観る

鑑定例:大谷翔平氏 以前に挙げた男性(1994年7月5日生まれ)で説明しますね。 壬 庚 甲 辰 午 戌 身強/身弱のどちらでしょうか? 判定してみてください・・・ 身弱ですよね。 最初の大運の干支は何でしょう? 男性で年干が陽だから、月干支の庚午から順まわり…

占いのための「陰陽五行」無料講座(第15回)後天運の吉凶とは

吉凶の背後にある中庸 「運」と言っても、「何の」運かでいろいろあります(金運、健康運、仕事運、結婚/恋愛運など)し、 それらを全部ひっくるめた総合運のようなものも考えられます。 今回は総合運、なかでも、身強/身弱=社会生活のエネルギーという切…

占いのための「陰陽五行」無料講座(第14回)占いと人生の四季

命式と使命 自然にある生きとし生けるものには、それぞれに存在する理由を見出せるように、 すべてのひとには、その時代、その社会のなかで果たすべき役割があります。 生まれたときの気(年・月・日の干支)である命式は、そのひとの遺伝子であり、そのひと…

占いのための「陰陽五行」無料講座(第13回)身強/身弱と喜神/忌神

喜神/忌神とは 身強/身弱の判定の後は、いよいよ、運勢を観ていきます。 ここで登場するのが「喜神」「忌神」です。 喜神とは運勢を上げる作用をする五行、 忌神とは運勢を下げる作用をする五行、 をいいます(読みかたはいろいろで、どちらも「きしん」と…

【講座メモ】身強/身弱とSMAP、ビートルズ

練習問題①SMAP SMAPの五人の命式で、身強/身弱の判定してみましょう。 名前の横の生年月日から命式を出して※ 下と同じかを確認したうえで点数を計算してください。 ※命式の出しかたは占いのための「陰陽五行」無料講座(第10回)命式を出す - THIS IS YOUR …

占いのための「陰陽五行」無料講座(第12回)身強/身弱の解釈

身強/身弱についての誤解 身強/身弱とは、日干(=自分)の気のエネルギーだという話を前回しました。 そうなると、エネルギーが強いほうがいいから「身強は運勢が良い」「身弱は運勢が悪い」と思ってしまいがちですが、 これはまったくの誤解で、身強/身…

占いのための「陰陽五行」無料講座(第11回)身強/身弱の判定

身強/身弱はなぜ重要? 命術では「身強」「身弱」という単語をよく目にします(身強は「身旺」ともいいます)が、簡単にいうと、日干(=自分)の気のエネルギーを表した概念です。 身強=自分の気のエネルギーが高い→気/自我が強いひと、身弱=自分の気の…

占いのための「陰陽五行」無料講座(第10回)命式を出す

東洋占術の基礎 気の運動を表す陰陽五行論は、十干という10の天の気と、その影響を受けて四季となって循環する十二支という12の地の気を見出し、干支として暦を生みだしました。 そして、誕生したときの気が人の気となって宿命となり、そのときの気が記され…

占いのための「陰陽五行」無料講座(第9回)旺相休囚死とは?

五行のエネルギー 早速ですが、生剋比の応用で、占い(東洋占術)で重要な概念を説明します。 それは、五行の気のエネルギー(=五行の量)は、季節に応じて強くなったり弱くなったりするという「旺相休囚死」です。 「旺相死囚休」ともいいますが、こっちの…

【講座メモ】五行でポン!

覚えていますか? みニャさ~ん、 五行の相生/相剋、スラスラ言えるようになったかニャー?!(=^・^=) モモ助※みたいになっちゃいましたが、 これを覚えていないと、占い(東洋占術)の習得は進みません。 最初は深そうなことが書いてあるから面白そうだと思…

占いのための「陰陽五行」無料講座(第8回)なぜ占えるのか?

占いの前提 十干=天の気と十二支=地の気は循環して、 年と月と日の干支となります(干支暦)。 2023/9/1は「癸卯」年「庚申」月「壬戌」日で、この3つの干支がこの日に流れている気を表しています。 そして、ここが重要なのですが、 誕生したときの気がそ…

占いのための「陰陽五行」無料講座(第7回)干支と干支暦

十干と十二支(復習) 陰陽五行論では、陰陽と五行が統合されて十干という新しい概念が生まれて、 森羅万象は甲乙丙丁・・・と気が循環しながら形づくられていると考えるようになりました。 いわば、十干とは、森羅万象を形づくる天の気です。 一方、季節によっ…

占いのための「陰陽五行」無料講座(第6回)十二支とは

十二支はどこから? 十干と並んで重要なのが「十二支」です。 今年はうさぎ(卯)年というアレですね。 五や十ではないので、陰陽五行論とは出処が違うのが分かります。 十二というのは、 木星の公転周期が約12年(11.862年)からきているようです(諸説あり…

占いのための「陰陽五行」無料講座(第5回)十干とは

陰陽五行論と十干 陰陽論と五行論について話をしてきました。 読んでお分かりのとおり、二つはもともと出処の違う思想ですが、 漢の時代になると「陰陽五行論」として統合されます。 同じ「気」の理論だから自然のなりゆきで、 それぞれの五行にも陰陽がある…

【講座メモ】五行論とスターウォーズ

【講座メモ】五行論の応用 - THIS IS YOUR LIFE!では、五行論の応用として東洋医学や東洋占術があるという話をしましたが、 知人から「だからそうじゃなくて、五行論で考えるとこうなる、みたいな話を聞きたい」という感想をもらいました。 そうですね・・・こ…