どんな事件?
FUJIWARAの藤本敏史氏(以下「フジモン」)の当て逃げが話題になっています。
警察は氏が信号無視した可能性も視野に入れて捜査しているようで、今後のタレント活動については当面自粛するとのこと。
また、7年前に後輩のNONSTYLE井上裕介氏の当て逃げした際にテレビ番組で「何で車から出て謝罪せえへんねん」「まあ謹慎して、しっかり反省してほしいですね」とコメントしており、自分の発言が「ブーメラン」のように返ってきたかたちです。
なぜ、このような事件が起こったのか?
不運な出来事だったと騒ぎが収まるまでジッとしているか、これを機に真剣に自分と向き合って今後に活かすのか・・・。
井上氏の場合は3カ月で復帰しましたが、フジモンの謹慎はどのくらいになるのか、復帰後はどうなるのかなど、気になるところです。
知人から「また、ゴシップおじさんに戻ったか(笑)」と言われそうですが、芸能ネタは処世術を考えるのによい機会です。
偉そうな言いかたですが、他山の石にしたいと思います。
今回は、これまでの陰陽五行からどこまで読めるのか、お話します。
命式と後天運
フジモンの命式と大運です。
壬 戊 庚
申 子 戌
仕事運は、日干が剋される干=官殺/官で観ます。
彼の場合、土剋水で戊が日干のすぐ横にあって、(5+2+3)÷3=3.3点だから強い。
官殺/官は日干と相剋なので、金運と同様、日干も強くないとつぶされてしまいますが、
日干のエネルギーは、(1+5+4)÷3=3.3点で、月令も得て身強です。
また、戊から庚を通って土生金、金生水と日干へ気が流れるので、これも金運と同じ観方で、仕事運は非常によいと観ます。
77 67 57 47 37 27 17 07
丙 乙 甲 癸 壬 辛 庚 己
申 未 午 巳 辰 卯 寅 丑
現在52歳で癸巳の大運ですが、37~76歳は官殺/官が旺相で仕事に恵まれる一方、
37~56歳は日干と同じ水が天干に周るので、仲間に恵まれたら、仕事も次々とこなしていける、そんな感じです。
では、現実はどうだったか?
クイズ!ヘキサゴンで一気に知名度を上げたのが37歳の大運で、彼が得意な立ち位置は「ガヤ芸人」、すなわち、ボケる仲間たちがいてこそ成り立つ役柄です。
しかも、印/印である年干の庚も(4+3+5)÷3=4点と強く、研究熱心。
次の記事のやりとりを読むと、彼にとってお笑いは宿命を活かす天職だったんだなと思います。
https://www.tfm.co.jp/wonderfuljourney/20220716.html
これで才能があれば、売れないほうがおかしいくらいなのかもしれません。
今後については、56歳から75歳まで木が周ります。
水生木で日干が生じるので目下、すなわち、後輩芸人をまとめて仕事を頑張っていれば宿命通りです。
これまで説明した陰陽五行で観ることができるのはココくらいまでで、今回の事件がなぜ起きたのかは、もう少し技法を知らないと読めません。
次回は、算命学ではどんな鑑定になるかをザックリ紹介しますので、興味があればご覧ください。