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人生後半の処世術について考えます

宮澤博行議員のパパ活不倫辞職②(算命学)

 

氏の人柄については、次のような高校の同級生の証言がある。※

・バカ正直でバカ真面目、一言で言えば愚直という言葉がピッタリな人間。

・ほかの生徒が不真面目に掃除をしていると「俺が1人で掃除、もう1回やり直す」と申し出た…「俺がやるから」そういうスタンス。

・本当に努力の人…眠気を覚ますために机の上に五寸釘が刺さっていて、頭が垂れたら激痛で起きるというような環境に置いていたといううわさも聞く。

※ https://times.abema.tv/articles/-/10124493?page=1

 

同級生の証言を信じるなら、氏のマスコミ対応には裏がないように思われるが…。

そこで、氏の陽占(人体図)を観ると、次の通り。

     龍高星 天貴星

 玉堂星 牽牛星 鳳閣星

 天南星 石門星 天印星

 

なるほど、わかりやすい。

同級生の証言にあるのは主星の牽牛星の特徴そのままというか、度を越して、明らかに陽転しすぎ。

「こうすべき」という自分のなかにあるルールに縛られすぎていて、柔軟に対応できない感じ。だから、今回もルール違反が即、辞職にまでいってしまう。

氏は「切腹」と言っていたが、一見、今回の辞職は潔くみえる。でも、それってどうなんだろう…。

自分だけで勝手に突っ走っちゃって、家族はどうなるの?秘書や後援者など一緒にやってきた関係者は置いてけぼり?仕掛中の大切な仕事はないの?…など、そういう責任をすべて放ったらかして、辞めて責任をとるって…。それって、結局は自分のプライドのことだけしか考えていない、ある意味、無責任なのではないのか?!

やることが短絡的というか、青臭いというか、龍高星玉堂星が働いていない(知恵が足らない)し、十大主星主星が天南星・天印星・天貴星という若い十二大従星と結びついて悪く出た感じがする。

加えて、氏は、中学生の頃「雨の日も風の日も私はまっつぐに生きてきたことを誇りに思う」と文集に書いていたそうだが、くそ真面が自分のアイデンティティになってしまっていて(牽牛星+石門星)、このままではおそらく変われない。

派閥を裏切ったのは主要ポストを独占する上層部への不満からで、石門星も「上への反抗」というカタチで悪く出ちゃっている。親の場所に龍高星があるから、目上のひとには素直で気に入られやすく、その力添えで政治家になれたのだろうが、自分の努力だとうぬぼれてしまったか…。

そして、極めつけは鳳閣星で、氏が「休みを取らずに、ずっと働き続けるというやり方を取ってまして。それがこういう結果になった」「欲が出てしまう生活スタイルだったかもしれない」というように、陽転しすぎた牽牛星のストレスが性欲の発散に向かった。

性欲が悪いのではない。(不要な外出の自粛がもとめられている)緊急事態宣言下でパパ活不倫って…あんたのモラルはどうなってるの?!という話だ。

辞職するんだったら、自分の不祥事ではなく政治家としての不祥事、すなわち、裏金問題のときだったよね?!

このタイミングで辞職したんじゃあ、裏金問題のときの対応も「結局は保身のためじゃーん」と思われても仕方がない。

パパ活不倫だって、若い女性と同棲、もといルームシェアを解消した直後には、既に後援者の間ではうわさになっていたらしいではないか。だったら、裏金問題で派閥を裏切ったときにリークされることくらい、容易に想像できたよね?!

なのに、俺は派閥に残って介錯するって…。

知恵が足らないというか、完全に言動を見誤ってしまった。

 

と、まあ、他人の批判をするのはたやすい。

自分だっておかしい星の使いかたをして総スカンを食らいかねないし、自分のことを省みる機会にすべきなのだろう…。

で、占い師やカウンセラーとしては、批評家じゃないんだから、だったらどう立て直していくかを考えないといけない。ダメなところを指摘して悦に入っていたり、「だから改めろ」だけで具体的な解決策を示せなかったり、それではプロとして失格なのだろう…。

次回は、どんなアドバイスができるのか、考えてみたい。

 

ちなみに、氏の政治家人生は、守護神法で観てもわかりやすい。

氏は丑月生まれの丙で、牽牛星は守護神の水、鳳閣星は忌神の土から出ているので、くそ真面目にがんばって運を伸ばしたが、度を越した性欲でその運を一気に失った。陽の光を水面に反映してくれていた湖が流されてきた土砂で濁ってしまった、そんな感じだ。