覚えていますか?
みニャさ~ん、
五行の相生/相剋、スラスラ言えるようになったかニャー?!(=^・^=)
モモ助※みたいになっちゃいましたが、
これを覚えていないと、占い(東洋占術)の習得は進みません。
最初は深そうなことが書いてあるから面白そうだと思っても、途中でなぜそうなるのかがわからなくなって、挫折してしまいます。
独学者にはよくあることで、どんな勉強にも最低限覚えないといけないことはあります。
逆に、覚えなくてもいいようなものは、底が浅いということでしょう。
では、土と金では?土生金で相生ですね。
金と木では?金剋木で相剋ですね。
木と土では?木剋土で相剋ですね。
土生金、金剋木、木剋土、スラスラ言えましたでしょうか?
言えなかったら、
占いのための「陰陽五行」無料講座(第4回)相生・相剋・比和 - THIS IS YOUR LIFE!
を見ながら、また覚えましょう。
こうやって思い出したときに繰り返していると、自然と覚えます。
※カツピチの暇つぶしブログに登場する猫。いつも面白い記事をありがとうございます。
https://katupiti.hatenablog.com/
陰陽五行論のゲーム
陰陽五行論の生剋比(相生/相剋/比和)を覚えるのに、面白いゲームを考えました。
五行でジャンケンポン、
略して「五行でポン!」です。
普通のジャンケンの手は、グー・チョキ・パーの三つですよね。
グー(石)はチョキ(はさみ)に勝ち、チョキはパー(紙)に勝ち、パーはグーに勝つという三すくみの関係で、言ってみれば「三行相剋」の世界です。
これに対して、五行でポン!の手は、木・火・土・金・水の五つで、伸ばす指の数は、木が一本、火が二本、土が三本、金が四本、水が五本です。
どれがどれに勝つかは、生剋比で決めます。
生じるほうが負け、生じられるほうが勝ち、剋すほうが勝ち、剋されるほうが負け、同じ手は引き分けで、
勝ちは+1点、負けは-1点、引き分けは0点とします。
二人でやるときは、ジャンケンと同じように、勝ち/負け/引き分けは(生剋比を覚えていたら)一瞬で分かります。
三人以上では、他の各人との勝ち/負け/引き分けの点数を出して、合計します。
下の表で説明します。
五行でポン!で、Aが指一本=木、Bが指三本=土、Cが指四本=金を出したとします(「手」の縦の列)。
では、A=木は何点を獲得したでしょうか?(「A」の縦の列)
B=土を剋しているから+1点、C=金に剋されているから-1点で、合計0点です。
手 |
得 点 |
||
A |
B |
C |
|
A=木 |
- |
-1 |
+1 |
B=土 |
+1 |
- |
+1 |
C=金 |
-1 |
-1 |
- |
合 計 |
0 |
-2 |
+2 |
ここで注意。
相生/相剋は、どこを中心に見るのかをまずはっきりさせないと、こんがらがってしまいます。
たとえば、木剋土で、木を中心にして見れば木は土を剋すものですが、土を中心にして見れば土は木に剋されるものです。
どこを中心にして見ているのかを常に意識してください。
さて、二人の間では「生じる/生じられる」「剋す/剋される」「比和する」のいずれかなので足してゼロ、
だから、各人の合計を足すとゼロになるはずで、逆にゼロにならなかったらどこかで間違っているということになります。
やってみましょう。
B=土は何点を獲得したでしょうか?(「B」の縦の列)
A=木に剋されているから-1点、C=金を生じているから-1点で、合計-2点です。
C=金はどうでしょう?(「C」の縦の列)
A=木を剋しているから+1点、B=土に生られているから+1点で、合計2点です。
Aは0点、Bは-2点、Cは2点で、足すとゼロになるから、正しく計算できています。
問題です
では、下表は、Aが指二本=火、Bが指五本=水、Cが指二本=火を出した場合です。
空欄を埋めて各人の得点を出してください。
三人足してゼロにならないときは、どこかで計算間違いをしています。
手 |
得 点 |
||
A |
B |
C |
|
A=火 |
- |
|
|
B=水 |
|
- |
|
C=火 |
|
|
- |
合 計 |
|
|
|
五行でポン!流行りますかねえ・・・
おそらく流行らないでしょうね。(笑)
ジャンケンより小難しくなった割には、
勝ち負けの戦略性が高くなっているわけじゃないので。
でも、占い(東洋占術)の独学スピードは、確実に上がります。
三人でスラスラできるようになったら、
四人、五人の表を作って、いろんな手で練習してみてください。