2023-01-01から1年間の記事一覧
身強/身弱についての誤解 身強/身弱とは、日干(=自分)の気のエネルギーだという話を前回しました。 そうなると、エネルギーが強いほうがいいから「身強は運勢が良い」「身弱は運勢が悪い」と思ってしまいがちですが、 これはまったくの誤解で、身強/身…
身強/身弱はなぜ重要? 命術では「身強」「身弱」という単語をよく目にします(身強は「身旺」ともいいます)が、簡単にいうと、日干(=自分)の気のエネルギーを表した概念です。 身強=自分の気のエネルギーが高い→気/自我が強いひと、身弱=自分の気の…
東洋占術の基礎 気の運動を表す陰陽五行論は、十干という10の天の気と、その影響を受けて四季となって循環する十二支という12の地の気を見出し、干支として暦を生みだしました。 そして、誕生したときの気が人の気となって宿命となり、そのときの気が記され…
五行のエネルギー 早速ですが、生剋比の応用で、占い(東洋占術)で重要な概念を説明します。 それは、五行の気のエネルギー(=五行の量)は、季節に応じて強くなったり弱くなったりするという「旺相休囚死」です。 「旺相死囚休」ともいいますが、こっちの…
覚えていますか? みニャさ~ん、 五行の相生/相剋、スラスラ言えるようになったかニャー?!(=^・^=) モモ助※みたいになっちゃいましたが、 これを覚えていないと、占い(東洋占術)の習得は進みません。 最初は深そうなことが書いてあるから面白そうだと思…
占いの前提 十干=天の気と十二支=地の気は循環して、 年と月と日の干支となります(干支暦)。 2023/9/1は「癸卯」年「庚申」月「壬戌」日で、この3つの干支がこの日に流れている気を表しています。 そして、ここが重要なのですが、 誕生したときの気がそ…
十干と十二支(復習) 陰陽五行論では、陰陽と五行が統合されて十干という新しい概念が生まれて、 森羅万象は甲乙丙丁・・・と気が循環しながら形づくられていると考えるようになりました。 いわば、十干とは、森羅万象を形づくる天の気です。 一方、季節によっ…
十二支はどこから? 十干と並んで重要なのが「十二支」です。 今年はうさぎ(卯)年というアレですね。 五や十ではないので、陰陽五行論とは出処が違うのが分かります。 十二というのは、 木星の公転周期が約12年(11.862年)からきているようです(諸説あり…
陰陽五行論と十干 陰陽論と五行論について話をしてきました。 読んでお分かりのとおり、二つはもともと出処の違う思想ですが、 漢の時代になると「陰陽五行論」として統合されます。 同じ「気」の理論だから自然のなりゆきで、 それぞれの五行にも陰陽がある…
【講座メモ】五行論の応用 - THIS IS YOUR LIFE!では、五行論の応用として東洋医学や東洋占術があるという話をしましたが、 知人から「だからそうじゃなくて、五行論で考えるとこうなる、みたいな話を聞きたい」という感想をもらいました。 そうですね・・・こ…
五行論は役に立つ? 森羅万象=この世のもの/ことは、木・火・土・金・水の五つの気で成り立っていて、それらの間には相生/相剋/比和の力が働いている、というのが五行論の主張でした。 科学にはないユニークな発想ですよね。 でも、森羅万象をどうやって…
五行論が森羅万象を木・火・土・金・水の気(五行)で論じるのは、それらの関係を類推適用するためだという話をしました。 今回は、②それぞれの気がどのように影響し合っているのか、について説明します。 古代中国の自然哲学は、五行の間には「相生」「相剋…
陰陽論とは(復習) 陰陽論は、論じようとするもの/ことを二つの相反する気(性質など)に分けて、それらの関係を観るものでした。 たとえば、人間のありかたは、「男と女」「精神と身体」「外向と内向」など、いろんな陰陽から論じることができますが、 重…
二項対立の問題点 占いのための「陰陽五行」無料講座(第2回)陰陽論とはなにか? - THIS IS YOUR LIFE! では、陰陽論の応用として易の話をしましたが、知人から「そうじゃなくて、陰陽論で考えるとこうなる、みたいな話を聞きたい」という感想をもらいまし…
気は森羅万象の原因 占いのための「陰陽五行」無料講座(第1回)気と古代中国の自然哲学 - THIS IS YOUR LIFE!で、気には三つの形態があるという話をしましたが、知人から「わかったようで、よくわからん」という感想をもらいました。 そうなんです・・・気とは…
二つに分ける 陰陽論とは、「明と暗」「天と地」「出と入」「剛と柔」「昼と夜」「男と女」「精神と肉体」など、 一つの事象を二つの相反する気に分けて論ずる、古代中国の自然哲学の理論です。 ある事象の本質を知ろうとするのに、ただ観察しているだけでは…
気の哲学 四柱推命や算命学という占いは、 世界の成り立ちを統一的に説明する、 古代中国の自然哲学が背景にあって、 その中心にあるのが「気」という概念です。 すなわち、古代中国の自然哲学では、 森羅万象(この世のすべての物質や出来事)の生成・変化…
なぜ、占うのか 陰陽五行論に入る前に、占いについてもう少しお話させてください。 そもそも、ひとはなぜ占うのでしょうか? わからないことを知りたいからですよね。 この先、どうなるのか? どうすれば、望む結果が得られるのか? あのひとは、本当はどん…
占いにはどんな種類があるか 占いとは、Wikipediaには 様々な方法で、人の心の内や運勢や未来など、直接観察することのできないものについて判断、予言することや、その方法をいう とありますが、どのような方法で占うのかによって、大きく三つに分けられま…
拙いブログをご覧いただき、ありがとうございます。 先日、知人から、次のような感想をもらいました。 何のブログなのか、目的がわからない。 記事が細切れで、最後まで読むのが煩わしい。 算命学や四柱推命を知らないと、読む気にならない。 ただのゴシップ…
つぎは、1年単位で運気(年運)を観る。数字は西暦の下2桁で、1年の始まりは(正月ではなく)2月の立春からなので注意。 30 29 28 27 26 25 24 23 庚 己 戊 丁 丙 乙 甲 癸 戌 酉 申 未 午 巳 辰 卯 2023年は年運が癸卯で、大運も癸卯だから、運を上げる癸=…
32歳から41歳までの宿命は、次のとおり。左の1例が大運の運気(後天運)、右の3列が持って生まれた宿命(太字は自分)の運気(先天運)である。 癸 辛 丁 丁 卯 酉 未 卯 自分は辛=宝石で、運を下げる(忌神=運が才能や努力の足を引っ張る)のは宝石を傷つ…
氏の生きかたからは、心のなかの基本的な欲求は満たされているように思う。 アイドル、俳優、作家と多忙な氏を動かすものは、野心(右にある禄存星)もあろうが、車騎星3つが示しているように、それは自分を魅了させる世界への憧れであり、自分に期待されて…
さて、つぎは、加藤シゲアキ氏の心のうちをのぞいてみよう(人体図)。といっても、観れるのは、社会的存在として備わっている人間の基本的な欲求(生理的な欲求は含まれない)の偏りで、心理学のビッグ・ファイブやエゴグラムなどと似ている。 車騎星 天馳…
山口俊氏が輝きを失った理由は(運勢上のほか)生きかたにもあるだろう。才能があって夢を追う姿はシゲと同じだが、周囲から甘やかされてきたからなのか、自分を勘違いしているきらいがある。 投手にケガは禁物なのに、巨人に移籍した年に泥酔して右手を負傷…
このように、氏は、宿命から外れることなく、自分の人生を創っているように思う。 生年月日が同じでも、どんな人生になるかは、そのひとの選択次第だ。たとえば、普通に就職して輝けないと、変化の激しい業界(IT業界など)で過労死するくらい働いていたか…
では、氏はどのようにこの宿命を生きているのか? アイドルは、宿命のありかたのとおり、自分を輝かせる世界。ちな、アイドルは、俺には無理ゲー。顔も才能もねぇし。辛のひとはみなアイドルになれる素質があるわけではない。自分の強みを輝かせられる世界を…
以前、滝沢秀明氏の宿命について書いた(滝沢秀明氏の電撃退所① - THIS IS YOUR LIFE!)が、ジャニヲタの同僚女子から「シゲも観てください!」とお願いされた。 シゲとは、ジャニーズのアイドル・グループ「NEWS」に所属する加藤シゲアキ氏のことで、彼…
文春オンラインで上原多香子氏のスキャンダルの記事(※)を目にしました。「別の若い男性と親密な関係になった」のが夫にバレて、浮気を認めたところ、暴力をふるわれて警察署に駆け込んだとのこと。 彼女には、元夫(ヒップホップグループ「ET-KING」のTENN…
永山瑛太氏の酒癖や女癖の悪さは有名で、2018年には錦戸亮氏への暴行沙汰で一時期干されたような状態でしたが、2021年(辛丑)事務所を退所して独立します。自分のしたい仕事だけをしたいというのが独立の理由のようですが、彼は恵まれた環境で伸び伸びと活…