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人生後半の処世術について考えます

シゲ担に告ぐ-加藤シゲアキ氏を算命学で占う-③

このように、氏は、宿命から外れることなく、自分の人生を創っているように思う。

生年月日が同じでも、どんな人生になるかは、そのひとの選択次第だ。たとえば、普通に就職して輝けないと、変化の激しい業界(IT業界など)で過労死するくらい働いていたかもしれない。あるいは、女以外に夢中になれるものがなければ、あちこちに女をつくっては捨てるを繰り返していたかもしれない。いずれも氏の宿命からは、あり得るシナリオだ。

氏が幸いだったのは、自分の才能を活かせて夢中になれる世界に早く出会えたこと、そして、文章を書くという(ライバルにはない)強みを見つけられたこと、だろう。それらが人生の良い選択につながっている。

 

氏と同じ生年月日の有名人に、プロ野球で投手として活躍した山口俊氏がいる。

ドラフト1位で横浜DNAに入団、FAで巨人に移籍して平成最後のノーヒット・ノーランを達成、最多勝奪三振王のタイトルも獲得して、夢だったメジャーリーグに移籍するも活躍できず、翌年巨人に復帰するも活躍できず、クビになって現役続行を希望するも移籍先が見つからず、先日引退を発表した。大半会の宿命にふさわしい波乱万丈の展開だ。

では、山口俊氏は(まだ投げられるのに)なぜ輝きを失ってしまったのか?同じ宿命の彼と比べると、シゲとの生きかたの違いがはっきりしてくる。