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人生後半の処世術について考えます

シゲ担に告ぐ-加藤シゲアキ氏を算命学で占う-④

山口俊氏が輝きを失った理由は(運勢上のほか)生きかたにもあるだろう。才能があって夢を追う姿はシゲと同じだが、周囲から甘やかされてきたからなのか、自分を勘違いしているきらいがある。

投手にケガは禁物なのに、巨人に移籍した年に泥酔して右手を負傷、挙句の果てには訪れた病院で警備員に暴行するという不祥事を起こして、シーズン終了まで出場停止となっている。また、メジャーリーグに移籍した翌年には(まだ契約中なのに)早々と挑戦を諦めて巨人に戻っている。そして巨人をクビになると、トライアウトも受けず球団からの誘いもなくて引退、今後は(経験もないまま)飲食店を開くという。悪い気しかしない。宿命の辛=宝石が、万能感というか、悪い意味でのプライドの高さというありかたになっているように思う。

彼の場合、宿命の天殺地冲は、消化されないままだ。ここがシゲとの大きな違いで、謙虚になって自分を改めないと、環境の変化に押しつぶされてしまうだろう。