永山瑛太氏の酒癖や女癖の悪さは有名で、2018年には錦戸亮氏への暴行沙汰で一時期干されたような状態でしたが、2021年（辛丑）事務所を退所して独立します。自分のしたい仕事だけをしたいというのが独立の理由のようですが、彼は恵まれた環境で伸び伸びと活躍できるような宿命ではありません。
ここで気になるのは、独立のタイミングです。年運の辛丑は日干支の庚午と（準）納音になります。すなわち、これまでの自分の悪いところを改めるのではなく、自分のしたい俳優活動ができると思って独立したのだとしたら、最初は夢のような状況だったとしても、やがて夢は覚めて一気に運勢を落とすことになります。現実的に考えても、またスキャンダルを起こしたら、これまでのように過激なマスコミ報道から守ってくれる事務所はありません。
さて、彼の宿命を観て、もうひとつ気づくことはありませんか？
庚 壬 壬
午 子 戌
--------------
辛
己 丁
丁 癸 戊
そうです。前回やった三角暗合です（広末涼子氏の不倫（算命学）③ - THIS IS YOUR LIFE!）。彼の女癖の悪さは、運勢的には三角暗合が原因で、月干の壬は不安定で未消化なのだと思います。壬は忌神ですし、来年の節分までは陰陽違いの癸が周っていますから、不倫や離婚などのスキャンダルが発展して表舞台から引きずり降ろされるようなことになっても不思議ではありません。
このように、兄弟の宿命を観ると、兄も近い将来スキャンダルで運勢を落として、運勢的に守られた時期に事件を起こした弟と立場が逆転する、というシナリオも描けます。実際どうなるかは、宿命だけでなく、その宿命をどう生きるかによって大きく左右されます。
兄弟の今後に注目したいと思います。
