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人生後半の処世術について考えます

命術の基礎

なぜ、性格を占えるのか⑤

ここで一旦、まとめます。東洋の占いのなかで、算命学・四柱推命などの命術は、なぜ、性格を占えるのか? それは、呼吸するように入ってきた気を吐き出す、その吐き出す気が(陰陽五行にしたがって)五つの基本的な欲求(五本能)となって性格を形づくる、だ…

なぜ、性格を占えるのか④

次に、五本能を五行で分類して、気の流れを観ます(循環法)。すなわち、守備(木)→伝達(火)→魅力(土)→攻撃(金)→習得(水)→、というように気が流れて、止まった(次に生じるものがない)ところが(気の向かうところとして)その人が目的とする本能だ…

なぜ、性格を占えるのか③

このように、日干から他の干支との関係を観ていくと、渡邉恒雄氏の場合には「守備」「魅力」「攻撃」「習得」「習得」の5つの本能が導きだされます。そして、5つの本能の特性や関係、バランスなどから、性格を観ていきます。 なお、実際の鑑定では、5つの本…

なぜ、性格を占えるのか②

前回の「なぜ、未来を占えるのか」で紹介した読売新聞グループ本社主筆の渡邉恒雄氏の性格を観ていきます。宿命は、次のとおりでした。 己 癸 丙 未 巳 寅 自分は左上(日干)の己=陰の土ですが、性格を占うには、これと他の5つの干支との相生・相剋の関係…

なぜ、性格を占えるのか①

人生後半の処世術を考えるのに、このブログでは、命術(東洋の占い)の思想・哲学やいろいろな人物の鑑定などのも参考にしますので、しばらく私の研究している命術の紹介をしたいと思います さて、多くの占いでは、相談者の「将来」だけではなく「性格」も占…

なぜ、未来を占えるのか⑦

これは読売新聞グループ本社主筆の渡邉恒雄氏の宿命です。 なるほどと思うのは、氏がこの宿命のように生きているからで、同じ生年月日の人がみな「ナベツネ」のようになれるわけではありません。 氏は、8歳の時に父親を亡くし、家長として一家の責任を負うこ…

なぜ、未来を占えるのか⑥

まとめます。 東洋の占いのなかで、算命学・四柱推命などの命術は、なぜ、未来を占えるのか? それは、この世のあらゆるもの・ことの生成・変化は「気」によって起こされる、気は陰陽五行の理にしたがう、だから、気を記号化した暦の十干・十二支を読み解け…

なぜ、未来を占えるのか⑤

そして、「陰陽論」「五行論」などを統一した「陰陽五行論」という思想が生まれました。そこでは、次のような理論が加わりました。 ひとつは、気には天・地・人という三つの次元があって、天には(五つの気をそれぞれ陰陽に分けて)甲・乙・丙・丁・戊・己・…

なぜ、未来を占えるのか④

木・火・土・金・水の五つの気は、互いに影響しあっている、とします。 ひとつは、自然を観ると「木は燃えて=火、灰=土になり、土は固まって鉱石=金になり、石からは水が湧きでて、水は木を育てる」から、木・火・土・金・水の順で循環して、前の気には後…

なぜ、未来を占えるのか③

次に、陰陽論とは別に、古代中国では「あらゆるもの・ことは五つの気に分けられて互いに影響しあっている」という思想もありました(五行論)。 夜空を見上げると、星が輝くなかで、他とは違う動きをする(肉眼で見える)星が五つあります(木星・火星・土星…

なぜ、未来を占えるのか②

古代中国では、あらゆるもの・ことの生成・変化の原因は「気」にある、と考えられていました。 気とは、物理学の「エネルギー」のようなもので、物質にもなるし、気が強まれば/弱まれば現象は盛んになる/衰える、とします。 つまり、天体の運行から、地上…

なぜ、未来を占えるのか①

私が占いに興味を持ちはじめたのは、単純に、占いの本に書かれていたことが当たっているからでした。 そこで他の人も占ってみると、当たっているという人が多くいました。占いがまったくのデタラメだとしたら、なぜこんなに的中するのか・・・占いにも一片の真…