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人生後半の処世術について考えます

市川猿之助氏の一家心中未遂事件(算命学)③

76 66 56 46 36 26 16 06

己 庚 辛 壬 癸 甲 乙 丙

卯 辰 巳 午 未 申 酉 戌

氏の大運です。デビューは1983年(癸亥・7歳)。

申・酉が天中殺なので、16~35歳の大運がこれに当たります。大河ドラマへの出演など歌舞伎以外でも活動していますが、その後に影響するような運勢上の出来事はなかったようです。

そして、次の大運に入ってすぐの2012年(壬辰・36歳)に市川猿之助名跡を継ぎます。

ここで注目したいのは、最近の干合や位相法による影響です。

2020年(庚子・45歳)について、年運の干・大運の干・日干・月干・年干を左から右へ並べて、日干が干合で変化する様子を観ると(太字が日干)、庚癸 丁乙 → 庚癸 丁辛 → 庚癸①丁癸 → 庚癸②乙癸 と、日干が2回連続して変化するので、雲龍になります。続く2021年(辛丑・45歳)も、辛癸 丁乙 → 癸癸①丁乙 → 癸癸②乙乙 と、雲龍型です。

すなわち、深い虚気を発して本来の自分を見失いがちな期間が続きます。この頃、氏は、ドラマ「半沢直樹」での演技(詫びろ詫びろ・・・)が話題になってテレビでの露出が増えると同時に、コロナ禍でパーティーを繰り返した挙句にコロナに感染、舞台に穴をあけてしまいます。

そして、46歳の誕生日を迎えると新しい大運(壬午)に入って、月干支(丁亥)と午亥暗合双連になります。今度は自分の周りが深い虚気の世界になって、現実を見失いがちになります。

週刊誌の記事も読みましたが、伝統的な業界ではよくみかけるパワハラ事案で、一家心中を図らねばならぬほどの内容ではありませんし、両親と「死んで生まれ変わろう」と話し合ったということ自体、すごく深い虚気を感じます。