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人生後半の処世術について考えます

広末涼子氏の不倫(算命学)③

さて、ここからが事件の核心です。

性格的(陽占)には、人体図でみたとおり、世間知らずでわがままな女性が感情のおもむくままにアバンチュール気分で不倫に走った(龍高星→貫索星・石門星→調舒星)ということですが、宿命的(陰占)にはどのような力が働いていたのでしょうか?

ここで、前提知識として必要なのが干合暗合です。これらは、二つの異なる気が結びついて新しい気が生まれるという組み合わせで、具体的には、①甲と己、②丙と辛、③戊と癸、④庚と乙、⑤壬と丁、の五つをいいます。このうち、天干同士が結びつくのを干合、天干と地支が結びつくのを暗合といいます。

干合/暗合の代表的な解釈は、二つの異なる気を男女、新しい気を子として、肉体関係ととらえます。だから、宿命のなかに日干=自分と干合/暗合する干があると、一般に結婚運がよいといえます。

では、広末涼子氏の宿命を蔵干まで出してみましょう。

 壬  庚 

 辰 未 申 

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 乙 丁  

 癸 乙 壬 

  己 庚 

太字に注目してください。日支と年支の蔵干に月干の癸と暗合する干=戊があります。ここで、月干は寿の場所、すなわち性愛に関係して、そこが2つの暗合、すなわち肉体関係をつくっている・・・だから、肉体関係に振り回されやすい=好き者という解釈になります。

このように日支と年支の蔵干に月干と暗合する干がある宿命を「三角暗合」といって、不倫しやすいひとだと算命学では観ます。