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人生後半の処世術について考えます

竹内結子さんの自殺⑥

2旬(丁丑)は、第三守護神が周って守護神がすべて透干する、とても運勢が良い10年間です。前年に朝ドラのヒロインとなり、2旬でヒット作に次々と主演、人気女優へと駆け上がりました。

3旬(丙子)は、子が申、辰と三合会局で水に変化するので、水が多くなります(ただ、子は卯と刑になるので三合会局になる邪魔をします)。すると、甲=自分は根腐れを起こして、庚=斧は錆びてしまう可能性があります。第三守護神が周る大運ではあるのですが、2旬の運勢が良すぎたので、「以前のようには売れなくなった」と落差を感じるかもしれません。

 

そして、4旬(乙亥)に入った最初の年(庚子)に亡くなります。これまでは守護神が周っていましたが、乙=福は忌神です。すなわち、自分らしい生き方をしようとすると運勢が落ちる宿命ですが、天中殺でのデビューで、その後も守護神が周っていたので、運勢は大して下がっていません。そのツケが乙の周った年に払わされた、と解釈できます。

 

さて、芸能界デビューした1995年(乙亥)は、日干支が(準)納音ですが、これは運勢上どのように解釈できるでしょうか?(※)

※女優としてのデビューは1996年(丙子)ですが、彼女は相当な決意を持って1995年に事務所に入っているので、初仕事のCMモデルをデビューとしたほうがよいでしょう。