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人生後半の処世術について考えます

永山絢斗氏の大麻所持逮捕(算命学)⑤

永山絢斗氏の兄の永山瑛太氏の運勢についても、観ておきたいと思います。

 庚 壬 壬

 午 子 戌

冬生まれの庚なので、寒さを増す水が忌神になりますが、2つ透干して子=天将星の根があります。いわゆる「忌神帝王」です。陽の当たる世界で成功するには相当な苦労を要する宿命ですが、彼はデビューしてほとんど苦労することなく売れました。なぜか?

彼は戌・亥が天中殺なので、生年中殺です。親には頼れない宿命で、親とは運勢がシーソーします。先述の通り、父親は自殺して運勢を下げていますから、その分、彼の運勢は上がります。また、年支にある辛=兄弟の干が中殺されていますが、売れない俳優の長兄の運勢ももらっているかもしれません。

また、忌神帝王とはいっても、子は午に冲動されていますから、忌神は不安定です。一方、俳優デビューしたときの大運は甲寅で守護神周り、地支も三合火局になって暖めてくれるので、とても良い星周り。つぎの大運も乙で日干と干合しますから、禄=人気を得やすい10年です。後天運も彼の活躍を後押ししてくれました。

そして、2020年からは守護神の丙が周るので、引き続き良い運勢の時期です。しかし、年干支と天殺地冲になるので、壬=寿が叩かれる10年です。寿は健康だったり、性愛だったり、彼にとっては俳優活動だったりしますから、弱いところがあると大きな問題になりやすい・・・なにか嫌な感じがします。