THIS IS YOUR LIFE!

人生後半の処世術について考えます

香川照之氏のスキャンダル(算命学)③

そして、2012年(壬辰)の天中殺の年に子と一緒に歌舞伎界にデビューするのですが、運勢上はいろんな意味でまずい選択でした。

第一に、天中殺で始めたことなので、歌舞伎役者を続けられなくなるような力が働きます。あるいは、続けられたとしても、壬=印が中殺されているので、芸を思うように習得できず、歌舞伎での成功は難しいかもしれません。

第二に、ずっと疎遠だった父を頼ることになったので、生年中殺が未消化になりました。その禍は、自分か、父か、あるいは、中殺されている(年支蔵干の)庚=妻に出ますが、現実は、妻と離婚することになりました。

第三に、子も(辰・巳が天中殺となるので)天中殺でのデビューとなりました。壬=母・印の中殺なので、母に犠牲が出るか、芸が思うように伸びないと観ます。

下は子の宿命ですが、日干支と月干支が正反対の納音に準ずる準納音です。日干支は自分、月干支は家系の場所なので、「家系とは正反対の生き方をする」「家系を改革する」などと解釈できます。現実はどのように出るのかわかりませんが、一波乱ありそうな感じはします。氏の父がスーパー歌舞伎という新機軸を打ち出したように、氏の子も新しい活路を拓くのかもしれません。

 甲 乙 癸

 午 丑 未

   (己) (辛) (乙)