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人生後半の処世術について考えます

広末涼子氏の不倫(算命学)④

不倫した片方が三角暗合というケースはよくみかけますが、なかには双方が三角暗合というケースもあります。国会議員(当時)の山尾志桜里氏と弁護士の倉持麟太郎氏の不倫がそうです。下左は山尾氏、下右は倉持氏の宿命ですが、ともに三角暗合です。

 丙甲  甲壬 

 寅未寅  辰丑戌 

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 戊丁戊  乙癸辛 

   癸辛丁 

 甲己甲   

 

なお、当然の話ですが、三角暗合だからといって不倫するとは限りません。三角暗合のスイッチを押す原因は、他にあります。広末涼子氏の場合、ひとつは先に述べた人体図の使いかた、もうひとつは月干の癸の未消化なのではないかと思います。

彼女は、午と未が天中殺なので、生月中殺です。生月中殺というのは家系に頼れない宿命ですが、女性の場合は、他家に嫁いだら影響はほとんどないと考えていいでしょう。それに、彼女の家は、高知で有名な金物屋ですが、家業を継いだのは父の兄で、いまは店を閉じて不動産業をしています(マクドナルドが入っています)から、生月中殺の影響はほとんどないように思います。

しかし、彼女の夫のキャンドル・ジュン氏は広末姓に改名しています。カタチだけとはいえ、彼女は家を継いでいるのです。人体図には跡取りを示す天庫星もあります。生月中殺の影響はありそうです。となると、中殺されている月干の癸は、未消化になります。

だから、癸が周った今年(癸卯)、三角暗合のスイッチが入ったのでしょう。加えて、月干支(癸未)と大半会になるので、良くも悪くも、事態は大きく展開します。結果、今回の不倫は(事務所が火消しできないほどの)大変な騒ぎになりました。