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人生後半の処世術について考えます

人間の星⑥

今回は、無意識の星の気質を説明します。

その前に、十大主星(通変星)と十二大従星(十二運)をあわせると22の気質があるわけですが、これらの関係をどう整理したらいいでしょう?

私は、十大主星(通変星)は本能がもとめる五徳(幸福の五要素)、すなわち「何をしたいのか」(行動の目的)、十二大従星(十二運)は日干のエネルギーの態様、すなわち「どのようにすればいいのか」(行動の態様)、を表していると考えています。すなわち、宿命からは、どの五徳を得れば満足できるかだけではなく、それを得るための身心の働かせ方も読みとれる、ということです。

 

天極星(死)は死人で、死んでも魂はさまよっていることから、「自由な発想」「行動力に欠ける」という気質になります。

天庫星(墓)は入墓で、墓に入って魂があの世にたどり着くことから、「節目を通す」「凝り性」という気質になります。

天馳星(絶)は彼岸で、魂があの世を駆けめぐることから、「理路整然」「気ぜわしい」という気質になります。

天報星(胎)は胎児で、この世とあの世の間にいることから、「切り替えが早い」「気まぐれ」という気質になります。

天印星(養)は赤子で、無心でかわいがられる存在であることから、「無欲」「天然」という気質になります。