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人生後半の処世術について考えます

人間の星⑤

十二大従星(十二運)は、天貴星から天胡星まで(有意識の星)と、天極星から天印星まで(無意識の星)の2つに分けられて、前者は現実面(考える前に動く)に、後者は精神面(動く前に考える)に意識が向かいやすい、とします。

今回は、有意識の星の気質を説明します。十二大従星(十二運)の詳しい解釈は、実際の鑑定例を紹介するときに随時説明したいと思いますので、ここでは基本的な解釈のみ紹介します。

 

天貴星(長生)は児童で、自意識が確立することから、「プライド」「責任感」という気質になります。

天恍星(沐浴)は少年で、思春期であることから、「ロマンチスト」「自意識過剰」という気質になります。

天南星(冠帯)は青年で、行動力抜群だが未熟であることから、「一本気」「無鉄砲」という気質になります。

天禄星(臨官)は壮年で、成熟して慎重な判断をすることから、「経験主義」「現実優先」という気質になります。

天将星(帝旺)は家長で、もっとも能力を発揮できる時期であることから、「親分肌」「わがまま」という気質になります。

天堂星(衰)は老人で、一線を退いていることから、「落ち着きがある」「引っ込み思案」という気質になります。

天胡星(病)は病人で、病で動けないが心は自由であることから、「感受性・直観力」「自己顕示欲」という気質になります。