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人生後半の処世術について考えます

人間の星④

十二大従星は、身強/身弱のときと同様に、日干と地支の十二支との関係から導かれますので、まずは十二支の紹介から簡単にしたいと思います。

十二支は年賀状などでおなじみですが、暦では(動物ではなく)時間、特に季節を表します。一年の始まりは立春(節分の翌日)で、寅(2月)卯(3月)辰(4月)は春=木、巳(5月)午(6月)未(7月)は夏=火、申(8月)酉(9月)戌(10月)は秋=金、亥(11月)子(12月)丑(1月)は冬=水、となります。

次に、日干のエネルギーは、季節の巡りにしたがって変化していきます。すなわち、同じ五行の季節に日干のエネルギーがもっとも高くなり、正反対の季節にもっとも低くなります。

たとえば、日干が火(丙/丁)の場合、同じ五行の夏が最高で、秋になると衰えて、冬になると最低になり、春になると力を増して、再び夏になると最高になる、といった感じです。

このエネルギーのサイクルを2段階で表したのが十二大従星(十二運)で、人間の一生になぞらえて定義されますが、次回詳しくお話します。