抜群の可愛さに加えて抜群のプロモーション、実力だって絶対音感の持ち主で群を抜いていた。なのに、アイドルとしては二番手扱い･･･なぜか？
生日中殺だが、親にとっての中殺だし、これとは関係ないだろう。
考えられるのは、日干の戊が土に囲まれていること（角型）。同じ土、すなわちライバルたちに囲まれているから、実力を発揮しにくい。当時はアイドルの全盛期。周りには、松田聖子をはじめ大物のライバルたちがひしめいていた。なかなか目立たないのは宿命どおりといえる。
そのなかで活躍し続けていくには、どうすればよいか？
それは、年干の癸と干合して火性変化することだ。そうすれば、虚気＝新しい魅力を発して、周りをライバルたちに囲まれている居心地の悪さから抜け出すことができる。では、干合するには、どうすればいいか？
干合とは、第一に男女の結びつきである。男と女が肉体関係を結んで子が生まれる･･･これが本来の干合だ。しかし、これ以外にも干合の消化のしかたはある。陰陽＝異質な者どうしが相剋＝剋し剋されて、虚気＝新しい気を生みだすのが干合だ。アイドルとしての彼女が、ファンたちの心を掴んで、そこに他にはない新しい気が生まれる。大人の顔立ちに幼い八重歯、天真爛漫な笑顔に大きなバスト･･･ファンたちは妄想する。干合成立である。
