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人生後半の処世術について考えます

岸田翔太郎氏の更迭を算命学で占う③

父親の岸田首相の宿命も観てみましょう。

 壬 丁 丁

 寅 未 酉

夏生まれの壬なので、水が欲しくて火が嫌な宿命ですが、水はなくて、火は目立つ天干にあります。運勢的にはよくありませんが、問題は後天運です。

岸田首相が父親の秘書になって政界入りしたのは1987年で、甲辰の天中殺の大運でした。翔太郎氏が生まれたのもこの大運です。すなわち、甲=(日干の壬からみて)後継者が中殺されているので、政治家を続ける限り後継者は育たない(運勢が伸びない)という解釈になります。また、翔太郎氏は天中殺でできた子なので、親にとっては頼りになりません。

このように、岸田首相の宿命も翔太郎氏の更迭の遠因になっているものと考えます。

 

では、運勢上、翔太郎氏はどう進むべきか?

父親は、後継者が中殺されている天中殺で、政界に入って、翔太郎氏が生まれた。だから、翔太郎氏(他の子も同じ)に後を継がせると、天中殺が未消化になって、後継者の運勢は伸びなくなります。親の力で有力政治家になれたとしても、不祥事などを起こして元に戻されるでしょう(もちろん相応の実力があるのなら、話は別です)。

加えて、翔太郎氏が政界に入ったのは中殺された官が納音のときで、本来なるべきではなかった跡取りになれた。だから、後々政界からは出される可能性は高い。

以上を考えると、運勢的には、翔太郎氏は政界を離れて別の道に進んだほうがよいでしょう。今回の更迭は、起こるべくして起きたということだと思います。