オードリー・ヘプバーンの人体図です。
貫索星 天将星
鳳閣星 石門星 玉堂星
天貴星 石門星 天堂星
守備本能が3つもあって、天将星の身強なので、自分の生きかたを貫きたい欲求の強いひとです。こういうひとが生きかたに迷っていると人体図は輝かなくなってしまうのですが、彼女の場合は「しあわせな家庭をつくりたい」という強い欲求がありました。
しかし一方で、守備本能の3つの星は、忌神の干から出ています。すなわち、自分のしたい生きかたをする＝福を得ると、運勢が下がって生きづらくなる･･･とても難しい宿命です。
彼女は、人気女優になる前にイギリス人男爵と婚約しましたが、「ローマの休日」撮影後にみずから破棄しています。仕事で「すれ違いの結婚生活になる」と判断したのが理由のようですが、そうであれば、女優を捨てて専業主婦になるという選択もあったように思います。そうしなかったのは、貫索星・石門星の独立心ゆえかもしれませんし、天将星の身強で自分がリーダーでないとすまない性分でしょうから、専業主婦になるのは基本的に向かないと思います。
いずれにしろ、彼女にとっての福＝しあわせな家庭は得られずに終わりますが、そのために福＝忌神が彼女の活躍の足を引っ張ることはありませんでした。
