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人生後半の処世術について考えます

深田恭子氏の破局-夫となる男の条件(算命学)

 

男運がない原因

前回の復習も兼ねて、深田恭子氏の男運がない(宿命上の)原因をまとめると(あくまで一占い師の私見だが)次のようになる。

  • 夫となる人物とは縁がない。夫の役割を果たしてくれる人物をもとめる宿命で、彼女にとって結婚は結果ではなく目的である。
  • 彼女の美貌・色気と天真爛漫さ(天印星)とのギャップに魅かれて男たちが寄ってくるため、結婚の候補には事欠かないが、彼女はトップアイドル/女優としての自分の生きかたが最優先なので、いざ付き合うと、男たちは彼女の我の強さに辟易して離れていく。
  • 一方、彼女は家庭を持つことへの想いは強く(帰星は司禄星)、目的を果たそうとする(天庫星)が、最後でダメになりやすい(庫気刑)。
  • 適応障害でメンタルは弱く、同時に性愛でも問題を起こしやすい(月干の庚から出る調舒星)。
  • 加えて、28歳からの20年間は大運天中殺に入っている。

 

休養だけではダメ

では、どうすれば、彼女の運勢は改善するだろうか?

喫緊の課題は適応障害の改善で、星でいえば調舒星の使いかた、干でいえば庚の未消化をどうするか、ということになる。

適応障害の原因はストレスだが、彼女はどんなストレスを抱えているのか?

多分それは、アイドル/女優としてトップでいなければいけないプレッシャーだろうし、周囲の注目を集めるなかで常に美しく笑顔で演じ続けなければならず、彼女にとって気の休まる瞬間はないのだろう。

芸能人に適応障害や(適応障害と公表しないまでも)長期休養をとるひとが多いのは、そのためだ。

だから、しっかり休養することだが、彼女の場合はそれでは改善せずにまた繰り返すだろう。なぜか?

 

人体図の横線に貫索星と石門星が並んでいることからもわかるように、彼女はどこまでも自分の生きかたをしたいひとなのだ。

彼女にとっての自分の生きかたとは、トップアイドル/女優になることだし、実際にそうなって、ずっと走り続けている。

彼女にとって、長期の休養でその地位から転落するのが一番怖いのだ。

だから、何もせずに休養することなんてできず、またすぐに現場に戻ってしまうだろう。

だったら、「自分の生きかたを変えればいい」「普通の女として生きればいい」と思うかもしれないが、人間そんなに自分の生きかたは変えられないし、簡単に変えることができるというひとは、逆に自分の生きかたをしていないひとだろう。

運勢からいえば、彼女が自分の生きかたを変えるとしたら、68歳の大運以降だろう。

 

夫の役割が重要

では、どうすれば彼女の適応障害は改善するのか?

運勢上カギとなるのは、ひとつは、夫となる人物が彼女のもとめる役割を果たしてくれること。

彼女が夫にもとめる役割とはなにか?

まず、思いっきり彼女を甘えさせてくれる人物でないといけない。

というのは、彼女の調舒星はファンや視聴者、関係者などを喜ばせるばかりで、誰かに甘える暇がない。

バランスを欠いて明らかにオーバーヒートしていて、それで適応障害を発症しているというのが、人体図から推測できることだ。

だから、バランスを回復させるには、逆方向に、思う存分甘えさせてあげるしかない。

彼女の朝帰りをとがめるのではなく、彼女が飽きるまで、一緒に朝まで飲んで踊らないといけない。

彼女が真夜中に「ラーメン食べたい!」と言ったら、車をとばして環七のなんでんかんでん(もうないか・・・)まで行って、一緒にラーメンを食べないといけない。

あと何だっけ・・・。

さらに、「休んでいる間にやりたいことを100個書け」と言って、それを一緒にやってひとつずつ消していかないといけない。

そこまで甘えさせて初めて、中学生の頃からすっと酷使していた彼女の調舒星のバランスは回復するのだと思う。

そして、現場に戻った後も、バランスを崩さないように、オフのときには彼女を甘えさせてあげないといけない。

 

だから、彼女の夫になる人物は、いつでも彼女と行動できないといけない。

その意味では、杉本宏之氏は、忙しすぎて彼女の夫は務まらないのだ。

夫になるのは、彼女の個人事務所の社長くらいがちょうどいい。

そんな男いるかって?いるではないか!

偉大な女性の夫の多くは、そんな役割を多かれ少なかれ担ってきた。

フィリップ殿下(エリザベス女王の夫)しかり、デニス・サッチャー氏(サッチャー元首相の夫)しかり、向井千秋氏の夫である向井万起男氏は、慶應卒の優秀な医者だが、「君について行こう」という自著のタイトルにあるように、日本初の女性宇宙飛行士である妻を支えてきたではないか。

忘れてはいけない、彼女はマリー・アントワネットの生まれ変わりなのだ。

 

人体図の配偶者の場所には貫索星があるように、彼女は自分の生きかたを支えてくれる夫をもとめているのだ。

彼女はインタビューで「この仕事が大好きでずっと続けたいからサポートしてくれる主夫が欲しい」と話していたそうだが、言い寄る男に付いていくのではなくて、今度はそういう男を自分で探しに行こう。

そうすれば、調舒星は輝きを回復し、司禄星へと流れ、貫索星と石門星はより一層輝くだろう。