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人生後半の処世術について考えます

占いを活かすには

ひとは、なぜ「占い」をもとめるのか?

それは不安に対する答えをもらうことで安心したいからなのだと思います。だから、コロナ禍で占いが流行っているのでしょう。

でも、答えを占いだけに頼るのは、よくありません。占いは、未来がわかる魔法の道具ではないからで、ズバリ当たることもありますが、大きく外すこともあります。命術(東洋の占い)で説明すれば、同じ気でも使い方は人それぞれですし、周りの気との相互作用などもありますから、すべての気の動きを読むのは不可能です。

だから、占いを活かすには、まずは自分の頭で解決策を冷静に考えて、行動してみることです。そうしないと、占いの結果を聞いて安心して、行動せずに終わってしまうのを繰り返す(いわゆる「占い依存症」)ことにもなりかねません。

行動しないと、何も変わりません。自分で考えずに第三者の意見に頼ってしまう背景には、「自己評価が低すぎること」「失敗を恐れて行動できないこと」があります。だから、まずは行動してみることが大切です。

 

では、占いになにができるのか?

よく「占いは、悪いことは無視して、良いことだけを信じればいい」と言われますが、そこには二つの占いの効用があると思います。ひとつは、起きていることの意味を占いが教えて気持ちの整理ができる場合もあること、もうひとつは、一歩踏み出すために占いの結果が背中を押してくれる場合もあることです。

ただ、悪いことも、無視して終わりではもったいない。というのは、単なる思い込みを正してくれることもあるからです。悪いことを言われたら、逆に「でも私はこうしたいんだけど、どうしたらいい?」と質問してみるのもありだと思います。なにか気づきを得られるかもしれません。

 

私も(もちろん気を読むことは重要ですが)相談者の不安を和らげて行動の後押しができる鑑定をしていきたいと思います。