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人生後半の処世術について考えます

滝沢秀明氏の電撃退所④

ジュリー氏の後天運をみると、月干の乙の消化にも問題がありそうだ。

日干=自分の庚にとって乙は禄、すなわち、ビジネスを意味するが、2021年の誕生日までの10年間は、自分のビジネス・スタイルに問題があれば改めるべき期間だった。

ジャニーズは、大手芸能事務所ではあるが、実質は家族経営で、彼女は叔父や母の七光りで役員をやっているに過ぎない。だから、社長を継ぎたいなら、現場をよく知る番頭たちを大切にしないといけないのだが、彼女はおいしいところだけをとって自分の手柄にするようなことをしてきた。今回の滝沢秀明氏の一件もそうだ。何も変わっていないのだ。

その結果、2021年の誕生日から新しい大運(己丑)に入って、どうなったか?

ひとつは、月干支=家業の場所が天殺地冲になった。それまでのジャニーズ事務所の悪いところが打たれて、経営には厳しい10年間となる。

もうひとつは、日干=自分の庚の周りを忌神の土に囲まれた。これは「埋金」といって、運勢的に実力を発揮できない状態を意味する。日干の庚にとって最悪の10年間だ。

 

先日もKing&Princeの3名が退所するとの衝撃のニュースがあった。滝沢秀明氏の退所とは無関係だという。こういうことが起こる。刃=庚のように周囲を威圧していた気が働かなくなったのだ。

今後も所属タレントの退所が続くかもしれない。