前回の「改めて「幸福」とは」という記事でPERMAモデルを紹介しましたが、協調性は良好な人間関係に、情緒安定性はポジティブな感情に、外向性は達成に、誠実性は没頭できる活動に、開放性は人生の意味に、緩く関連しているようにも思えます。
さて、あなたのビッグファイブは、“BIG5-BASIC”というサイト（https://big5-basic.com/front/index.php）で無料診断できます。質問は120で10分程度かかりますが、信頼性は高いように思います。
もっと簡単に性格診断したいという場合には、DaiGoさんのブログ（自分の性格が最も正確にわかる10の質問）に10の質問でビッグファイブを判定できるテストが載っています。（※）
私もやってみましたが、120の質問と10の質問との結果を比べると、いずれも開放性（前者では「創造力」）が一番高く際立って低い項目はなかったのですが、情緒安定性（前者では「精神力」、後者では「神経症」）は反対の結果になりました（落ち着いている／神経質）。際立って高い／低い項目があって自分にとって意外な結果が出たような場合には気づきもあるのでしょうが、私の場合は特段得られるものがありませんでした。
というか、性格診断では、当たっている／外れているところを確認するのはあまり意味がなく、重要なのは、これまで気づかなかった自分の長所／短所に気づくことでしょう。それがわからないから、この種の心理テストには物足りなさを感じてしまうのではないかと思います。
