THIS IS YOUR LIFE!

人生後半の処世術について考えます

改めて「性格」とは⑥

ユングの性格タイプ>

※各タイプの説明は私見ユングの引用ではない)。

①外向型感覚タイプ:五感でありのままを捉えて行動する。おしゃれ。

②内向型感覚タイプ:自分の感覚・世界を大切にする。オタク。

③外向型直観タイプ:発想力がありひらめきで行動する。アイデアマン。

④内向型直観タイプ:見えないものを直観で見通す。スピ系。

⑤外向型思考タイプ:もの・ことの働きを客観的に分析する。研究者。

⑥内向型思考タイプ:もの・ことの意味を主観的に思索する。哲学者。

⑦外向型感情タイプ:共感力が高く素直に感情を表現する。おしゃべり。

⑧内向型感情タイプ:繊細で大人しく感情を表に出さない。内気。

自分がどのタイプなのかを知るだけでなく、よりよい人生のためには、劣っている機能(感覚と直観、思考と感情、知覚と判断)を鍛えることが重要だ、とユングは主張します。たとえば、理路整然と仕事をこなすのに家族とは会話がないという場合、思考=優越機能に対して感情=劣等機能がうまく使えていません。離婚など不幸な結果を招いてしまわないよう、家族への愛情や思いやりを持つように意識的に努力する必要があります。

 

ちなみに、西洋占星術では、ユングの分析心理学に影響されて「心理占星術」という新しい流派が生まれました。すなわち、それまでの西洋占星術はもっぱら運勢を観るものだったのに対して、心理占星術はひとの内面=心理に焦点を当てて悩みを解決しようとするもので、カウンセリング・ツールとして人気があります。

そこでは、たとえば、ユングの心の機能を星座の四区分に対応(思考→風=双子座・天秤座・水瓶座、感情→水=蟹座・蠍座魚座、感覚→地=牡牛座・乙女座・山羊座、直観→火=牡羊座・獅子座・射手座)させたりしています。

占いと心理学とは、親和性が高いのです。