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人生後半の処世術について考えます

ボブ・ディランに学ぶ①

ボブ・ディランは、ノーベル文学賞を受賞したことでも話題となったアメリカのシンガー・ソングライターです。

今回彼を取りあげたのは、宿命通りの生き方をしている人だと思ったからですが、最初にお断りしておくと、私は彼の熱心なファンではありません。‘Blowin’ in The Wind’の歌詞には強い感銘を覚えますが、PP&Mが歌っているほうが好きです。要は、彼に関しては「入門者レベル」なので、彼の人生の解釈に誤りがあれば、ご容赦ください。

 

彼の宿命から観ていきましょう。

 壬 癸 辛

 申 巳 巳

(庚)(丙)(丙)

日干=自分は壬で、海というか、湖をイメージしたほうがよいかもしれません。巳月=夏の生まれなので、干上がってしまうのがこわい・・・なので、日干にとって好ましい干(守護神)は水と(金生水で水源となる)金です。他方、嫌な干(忌神)は火と(水を剋す)土です。

宿命をみると、守護神=癸・辛が天干(目立つ場所)にあり、特に水源の金=辛は強い。忌神の火=丙はありますが、土=戊は地支の蔵干(目立たない場所)に隠れていて、壬=湖が涸れてしまう心配はありません。以上から、良い宿命=運勢が味方してくれる宿命だと観ます。

この宿命を活かすには、日干に与える影響の強い、忌神の火=禄と、守護神の水=福、金=印の使い方がポイントになりそうです。

 

次に、彼の後天運を観ると、7歳からの10年ごとの大運の干支は、次のとおりです。

77 67 57 47 37 27 17 07

乙 丙 丁 戊 己 庚 辛 壬

酉 戌 亥 子 丑 寅 卯 辰

守護神法からは、1~3旬(7~36歳)は守護神が周るので運勢は良くなる方向、4~7旬(37~76歳)は忌神が周るので運勢は悪くなる方向に働きます(ただし、5~7旬は干合で影響は打ち消されます)。

この流れを観ると、才能や環境を活かして早く運勢の波に乗ることがポイントになりそうです。