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人生後半の処世術について考えます

このブログについて②

このブログでは、処世術を考える一視点として、命術(東洋の占い)による人生の分析事例を紹介していこうと思います。そのため、これまで40回以上にわたって命術の基礎についてお話してきたわけですが、今回は、それらを簡単におさらいしたいと思います。

 

まず、命術のベースには、この世のあらゆるもの・ことの生成・変化は「」によって起こされる、という自然思想があります。そして、気は陰陽五行の理にしたがうので、これを用いて(気を記号化した)を読み解くことで、将来何が起こるのか推し測っていきます。(以上、「なぜ、未来を占えるのか」を参照)

次に、命術の方法としては、大きく、人の外から働く気を読むことで将来を占う「陰占」と、人の内から働く気を読むことで性格を占う「陽占」とがあります。

陽占では、宿命から導き出された人体図を用いて、五本能や十大主星、十二大従星の象意や相互作用などを読み解いていきます。(以上、「なぜ、性格を占えるのか」「身強/身弱とは何だろうか」「人間の星」を参照)

陰占では、宿命から風景を描いて、日干と他の干との関係から運勢を、後天運から時間による運勢への影響(大運・年運)を読み解いていきます。(以上、「宿命の風景」「宿命と時間」を参照)

そして、宿命や時間における天中殺(消滅へ向かう気)の有無をチェックして、その影響と対処方法を読み解いていきます。(以上、「天中殺とは何だろうか」を参照)

最後に、その人の実際の生き方と宿命とのズレをみて、ズレによる影響と改善方法を考えていきます。宿命からのズレは光影現象を引き起こし、外れすぎていると淘汰されるおそれもあります。(以上、「宿命の風景④」を参照)

 

明日からは、命術の基礎知識を用いて、いろんな人生を具体的に鑑定していきます。